【がんになってわかったお金と人生の本質】
著者:山崎 元
経済評論家の山崎元さんの著書で、私も山崎さんの投資に関する書籍を他にも読ましていただき、全世界株インデックスファンドをメインに新NISAを活用しています。
本書籍は、お金と自分の人生について何が大切であるかということを、今一度考えさせられるきっかけとなる本です。
やっぱりがん保険はいらない!!
癌の治療で通院、手術、入院を経験した山崎さんは、それでもやはりがん保険は不要とはっきりおっしゃっています。
私自身も民間の医療保険は全く入っていません。子供が2人いてるため、掛け捨ての死亡保険(2000万円)のみ加入しています。45歳で月額4,000円のみの費用負担です。子供の成長と共に保険金額を減らし、最終的には未加入にする予定です。
私は、投資を始める際に様々な投資家や経済評論家の意見を参考にした結果、医療保険は必要ないと答えを出し、今に至っています。
この山崎さんの本を読んで、やっぱり医療保険は自分に必要ないことが再確認でき、非常に安心しました。
お金は使い方が大事✨
結局、お金はモノやサービスに変換するための道具でしかなく、お金をたくさん持っているだけでは、幸福にはなれないと、山崎さんだけではなく、多くのお金持ちがおっしゃっています。
若い時に、切り詰めた生活の元、お金を貯める人生にするのか、若い内に自己投資(本をで知識を得る、大学へ行く、海外旅行へ行く、貴重な経験を体験する)にお金を使い、自分を成長させてから資産を増やしていく人生を送るのか?
若い時にしっかりとこういう悩みを持って、自分で考えて自分の行動を導くことが、その人にとって充実した人生を歩むことになるのだと思います。
自分が死ぬ時に1億円の資産を保有していたら、1億円分の時間と経験のほとんどを無駄にしてしまうことも考えられます。
理想は、資産を残さず死ぬことが、結果、その人はお金を有意義に活用して、充実した人生を送る確率が高いのではないでしょうか。
私たちも考えなければならい、これからのこと✨
この著書では、山崎さんが癌を患ってから、様々なことを考えた内容が書かれています。
お金のこと、家族のこと、遺産のこと、不要なこと、人との付き合い方、時間の制約があるからこそ、今という時に目を向け、真剣に考え、より価値ある時間を過ごされたと思います。
私たちは、普段何気ない生活を送れているという奇跡に目を向けることなく、ただただ時間の経過を過ごしてしまいがちです。生まれてきたこと、息ができていること、歩けること、話ができること、美味しいものが食べられること、耳が聞こえること、匂いを感じれること、子供の笑顔が見れること、仕事ができること、休みがあること、全てのことが奇跡の連続で繋がっていることを、改めて認識し、そんな状態に全て感謝することができるはずです。
感謝ができることも幸せなひと時と思います。
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