【キレるを治す方法 〜その④〜】

心の整理整頓

キレるを治す方法  〜第4弾〜

今回は対人関係についてのコツをお話させていただきます。

人とのズレを正そうとしない

人間関係において、相手とのズレが生じるのは当たり前のことです。

自分の性格や考えなどがピタッと一致する人はまず存在しないでしょう。

人間関係において、考え方や行動に何かしらの自分の感覚とは違う点があることは、至って普通のことです。

大事なのは、そのズレを受け入れるか、受け入れないか、自分の考え方の違いによって、大きく異なります。

ズレを受け入れずに自分の方向へ正そうとすると、凄まじいストレスとなってしまいます。

ほんの些細なことが色々気になってしまい、指摘することは、相手側にもネガティヴ感情を抱かせますし、自分自身もストレスを抱えてしまいます。

結果として、相手に対して怒りを感じ、相手を何とか自分の思うように、コントロールしようとしてしまいます。

この怒りでコントロールする行為は、相手に期待、依存、執着、否定してしまっていることが多く、これは理性を失っている行為になってしまっています。

人を自分の思い通りにコントロールしようとしても、人は基本的には変わらないと考えることが必要です。

自分自身に優しくすることが大事

期待、依存、執着、否定は、自分を見失う非常に危険な行為です。

常に平穏で穏やかにいるために、人との小さなズレは受け入れてしまって、「まぁ、いっか」「そんなこともあるか」と、気にせず許すことが大切です

これは、人に対しての優しさではなく、自分自身に対しての優しさです。

人を許す自分を許してあげることで、結果として自分に優しくすることができ、最終的には人にも優しく出来ると思います

ズレを気にしなくなるためのコツ

なかなか、人とのズレを気にしなくなるのは難しいかもしれません。

コツはズレを感じた時に、言葉を発しないようにすることです。黙ってしまうのです。

しばらく黙ってみてください。言いそびれの時間を自分で作ってみると、そのまま何もなかったように時が進む事がほとんどです。

言葉を発すると、人間は否定的なことをついつい言ってしまう事が多い生き物です。

思っていても喋らなければ、言いそびれが生まれて、ズレをスルーすることができます。

この時に「まぁ、いっか」くらいに心の中で思い、そのズレを受け入れてしまえば、お互いに否定的な感情にならずに平穏です。

大切なのは、自分を大切にして、自分に対して優しくすることです。

そうする事で、人にも優しくなって、人を自然と許すことが出来ると思います。

文句、愚痴、不満、悪口、泣き言(小林正観さんの5戒)は自分自身を蝕む否定的言葉です。
私は、これらを自分の口から発しないような生き方をすれば、必然的に平穏で幸せな生き方が出来ると信じています。

 

 

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