書籍紹介
【書いてはいけない 日本経済墜落の真相】
著者:森永卓郎
この本は、日本で触れることがタブーとされている3つの事案について、森永卓郎さんがこと細かに説明してくれている本です。
タブーとされた3事案
森永さんが暴く3つの事案とは次の内容です。
(1)ジャニーズの性加害
(2)財務省のカルト的財政緊縮主義
(3)日本航空123便の墜落事件
著者覚悟の執筆
この本を書くことによって、森永さんは自分が危険に陥いる可能性があるともおっしゃられており、覚悟して執筆されたと感じました。
いずれの内容も力のあるヒトや組織が自分たちの都合の良くなるように、力でもって弱者であるヒトや組織を言いくるめてしまう、押さえ込んでしまうというような構図があります。
弱者は見て見ぬ振りをせざるを得ない状況や、この内容に触れることに寄って、自分自身に不利益を被る可能性も十分に考えられるなど、マスメディアも取り上げにくい状況となり、真実が闇に葬られかねないという、共通点が見られます。
このタブー話を森永さんは筆を取られて、私たちに真実を伝えようとしてくれていたと思います。
衝撃の内容
私はこの中でも日本航空123便の墜落事件の内容が1番衝撃的であり、もし、森永さんが書かれた内容の大部分が真実であるならば、非常にショックです。
日本経済がこの30年間停滞していたことの関係も説明しており、整合性がある内容にも感じました。
本当の真実はわかりませんが、私たちがまだまだ知らない闇の世界を、執筆を通して明るみに出そうとする森永さんの思いが、とても心に響く本でした。
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