書籍紹介:この国でそれでも生きていく人たちへ
著者:森永卓郎、森永康平
経済アナリストの森永卓郎さんと森永康平さんの親子が、日本の政治経済について書かれた本です。親子で正反対の考えもあり、一冊でお二人の考えを知ることができる面白い本でした。
現代の日本についての様々な問題をピックアップ
この本は第8章から構成されており、各章でそれぞれ違ったテーマについて述べられています。奇数の章が卓郎氏で、偶数の章が康平氏が書かれており、日本の経済、政治、金融、社会の問題について、それぞれが鋭い意見で切り込んだ内容となっています。
全体的に卓郎氏の考えは、かなり鋭い強めの意見を述べられており、康平氏は卓郎氏に比べると、少しマイルドな感じで考えを述べられているという印象でした。
また、投資に関する考え方については、双方考え方が違う意見も見られ、それぞれの考えを知ることができた点もすごく面白かった点でした。
現代日本の様々な問題について、ストレートな鋭い意見を述べられている本で、本当に勉強になり、面白かった本です。
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