書籍紹介 【話し方で老害になる人、尊敬される人】 著者:五百田 達成

書籍紹介

【話し方で老害になる人、尊敬される人】

 著者:五百田 達成

この本は、職場の若手との会話に、恐怖を感じている人や、気を使い過ぎてコミュニケーションの仕方に戸惑いを感じている人にとって、とても参考になる本です。

ただ、この本でアドバイスされていることを、100%全てを実践することはとても難しいと思いますので、一つでも気付きを得て、それを実践してるのが良いと思われます。

あまりにも相手の様子を伺い過ぎて、一体誰のために生きているのかを見失わないように、少しずつ実践できれば良いのではないでしょうか。

距離感が全て

ハラスメントが起きてしまう原因は、「距離感の誤り」にあると、この本では明確に書かれています。

距離感が近過ぎることによって、部下との正常な関係を崩してしまい、誤った接し方、話し方をすることによって、相手に不快感を与えてしまうそうです。

このことは、職場ではだけでなく、家族間でも言えることで、距離感を間違えてしまうと、良好なコミュニケーションを取ることは非常に難しくなると思われます。

職場においての良好な人間関係とは、あくまで、業務をこなしていく上での良好な人間関係であり、お互いに仕事がしやすい人間関係であるということが大事であって、仲良くすることが大事な訳では無いはずです。

 

謙虚が大事

人間、特に男性は原始の時代から、人より優位に立ちたい、人を支配したい、認められたいという本能が根本にあると言われています。

古代は、そういう思考回路では無いと、生き残ることができないため、そのような本能が備えられていたかもしれません。

しかし、現代では人より優位に立たなくても、人を支配しなくても、認められなくても、幸せに生きていくことは、充分に可能です。

むしろ、そのような本能の思考回路は、現代の世の中では、全く認められないようになり、ハラスメントと言われる行動に繋がることになっているほではないでしょうか?

もう、人と比べて優位に立つ必要なんか、全くないのかもしれません。生きていく上で、自分が幸せになるためには、他人では無く、しっかり自分と向きあって、自分を大切にすることが求められるのではないでしょうか?

若手と接する場合、しっかり距離を取って、対等な関係で、相手に敬意を払ってコミュニケーションをすれば、エラーが起こらないのではないでしょうか。

本当にこれはしっかりとした正解が無いため、この本に書かれたアドバイスを、まずは1つ試してみてみようと思います。

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